シピボ族の人々

森の暮らし

シピボ族,泥染め,アマゾン,ペルー,あやっち工房,泥染めの布,sipibo amazon原始的な生活に学ぶこと

森の先住民の暮らしはとても素朴です。朝陽とともに始まり、暗くなってきたら仕事は終えて、満天の星空を眺めて語らい、蚊帳に入って眠りにつきます。時計を持っている人はいません。生ゴミや廃棄物は家畜や小動物がいつのまにか片づけてしまい、むだなゴミがありません。子供はよく家の手伝いをし、大自然の中に遊びを創造し、木に実る季節ごとのおやつがあり、腹が痛ければ薬草のお茶を飲ませてもらいます。ろうそくの明かりがやさしい、必要なものだけがある、あたりまえの生活。
つい30年前までは魚は余るほど豊富に採れ、自給自足が十分に成り立っていたというのに、今は生きるためにお金が必要な時代になりました。シピボ族の若い母たちは子供たちを学校へ行かせるために、靴・文房具・制服などが必要になり資金繰りに頭を抱えています。せっかく泥染めの技術があっても、すぐにお金にならなければ、他のことをして働かなければなりません。

シピボ族,泥染め,アマゾン,ペルー,あやっち工房,泥染めの布,sipibo amazon食生活

近年は庭に水道が引かれている家も多くなり、朝と夕方の決まった時間だけ水道水を使うことができます。町でガスを買ってくる人もいますが、基本的には牧を森からとってきて庭のすみで焚き木をして食事の支度をします。主食はバナナやユカ芋、未熟な青いバナナは甘さがなく芋のような感覚で煮たリ焼いたりして主食にします。男手があれば魚にありつけますし、猿は弓矢で打ち、焼いて毛をむしってから煮てスープにしたりします。
最近は野菜や米、油、魚、主食となるバナナまで、町へ出て買ってくることも多く、環境が変化したことで魚が採れない、バナナが育たないなど、自給自足が成り立たなくなっている一面もあります。

シピボ族,泥染め,アマゾン,ペルー,あやっち工房,泥染めの布,sipibo amazon家族の風習

基本的に男たちは魚釣りや狩猟に出かけ、女が炊事、洗濯、掃除、育児などして家を守る、昔ながらの風習が残っています。女性は働き者でたくましいのは今も昔も変わらないようですが、昔はもっと父親の威厳があり、家族の規律も厳しかったようです。

シピボ族の話は、歴史・習慣など興味深いことが多く、貴重な話は尽きません。これからも時間をかけて取材を続け、シピボ族の歴史や生活のことを書き残していきたいと思っています。
シピボ族,泥染め,アマゾン,ペルー,あやっち工房,泥染めの布,sipibo amazonシピボ族,泥染め,アマゾン,ペルー,あやっち工房,泥染めの布,sipibo amazon

ページトップへ
Copyright (c) Hannan Cheese Co., ltd. All Rights Reserved.